昨日のNYCマラソン、記録は3時間1分でした。レースから1日が経過し、この日のことを振り返ってみました。
★レースまで★
スタート地点への移動のため、大会本部から指定された5時半のフェリーに間に合うよう、起床4時⇒4:45出発でした。懸念していた天気も雨が次第に小降りになってくれて、良いコンディションでスタートできるようになりました。
ただし、痛みが慢性化していた足首の調子がラスト1週間くらいから悪化しており、痛みは残っています。「痛くて走れなくなったらどうしよう?」ということだけが心配でした。
★前半(ハーフ1:27'52)★
5kmごとのラップ:21分19秒、20分37秒、20分38秒、20分48秒
STATEN ISLAND
9時40分、待望のレースがスタートしました。最初はStaten IslandからBrooklynに向かうVerrazano-Narrows Bridgeを渡ります。約800メートルほど上りが続くので、まずはゆっくり入ることを心がけました。橋の上は横風も強かったものの、Brooklynに入ると風も和らいだので気楽に走れました。
BROOKLYN
高速道路から市街地のコースに入り、次第に大きくなる歓声やバンドの音楽に圧倒されました。走りながら何度も「凄い」と呟いていました。途中、道幅が狭くなりつつ、上りが続く局面では大歓声がこだまするような感じで、自分も「どこまでも走って行けそう
」という錯覚に陥るほどでした。
非常に落ち着いたペース展開で20kmを越え、BrooklynからQueensに入るPulaski Bridgeでの中間点を1時間27分台で迎えました。後半が1時間半でも2時間57分、あと少し頑張れば自己ベスト更新だな~と非常に気分も乗って来ました。
この時点ではまだNYCマラソンのコースがどんなにタフであるかを分かっていませんでした。
★後半(ハーフ1:33'13)★
5kmごとのラップ:21分17秒、20分53秒、22分19秒、22分48秒、10分27秒
QUEENS
後半は知り合いの応援ポイントもあり、元気に走る姿を見てもらえるのが楽しみでした。まずQueensに入って14マイル手前で大きな日の丸を掲げて応援してくれていたニャーくん(ニャーママさんの息子さん)としっかりハイタッチも出来て、パワーを貰いました。
ここでまず最初の難関、Queensboro Bridgeです。
上りがおおよそ1マイル続く難所ですが、下から橋を見上げた時、「え、あそこまで上るの?」と凄く弱気になりました。途中で25km地点を通過しながら実際に上って渡ってみての感想は「とぉ~~(中略)~~っても長かった」です。お台場のレインボーブリッジを走って渡るような気分でした。
MANHATTAN
ただ、橋を渡り切ると16マイル、いよいよManhattanです。我が家からも徒歩10分くらいの場所なので、沿道の大歓声が「Welcome back!」と感じるほどでした。嬉しくなって両手で何度も煽っていました。
1st Aveから北に向かう途中で家内もいるハズですが、見つけることが出来なかったものの、17マイルを過ぎたEast 80th Streetあたりでは仲間の声援もあり、凄く嬉しくなりました。Brooklynの応援も凄かったですが、この辺りも凄い大歓声でした。思い出すだけで耳鳴りがします。ガーミンのラップのブザーもまったく聞こえず、もう感覚で走るだけでした。
(写真は家内がここで応援中に撮った女子の先頭集団)
それでも30km地点の5kmラップが21分を切っていたので、「イケる。いや、行くんだ!」と言い聞かせました。
一方で1st Aveは北からの風を正面に浴び、道路の若干の凸凹が気になりました。しかも北上してから南下するコースなので、「早くターンしたいな~」とまたもや弱気になりました。
懸念の足首の痛みは逆の足に移っていました。無意識のうちにかばっていたのかもしれません。ちょっとイヤな雰囲気です。
BRONX
Wills Ave. Bridgeを渡り、BRONXに入りました。20マイルを過ぎ、ラスト約10kmです。タイムは2時間15分。苦しくなっているものの、決して悪くありません。21マイル手前のMadison Ave. Bridgeを渡り、Manhattanに帰って来ました!
MANHATTAN
まずは138th Streetから59th Streetに向かいます。Manhattanは通りが数字表記されているので、分かりやすいのですが、「ということは、79ブロックもあるの?」...この発想は非常にまずかったと思います。35km通過タイムは2時間27分。変な逆算で気持ちが守りに入ってしまい、走りが消極的になってしまいました。
ただし、Harlemの応援はひとりひとりの応援が太く感じました。「Hiddie!
」「Japan!
」「ガンバレ!
」...消耗もあり、その声援に応えることも辛かったですが、とっても心に響きました。
そして最後の難関、23マイル過ぎの103rd Street辺りからの上り坂は一歩一歩が重たかったです。このあたりから抜かれる一方の展開でした。
90nd Streetからセントラルパークに入りました。ここからは自分の普段の練習コースであり、4月からここで走り始めて以来、100周は走っています。いつも「レース本番でここまで戻って来たら、もう自分の勝ち」と思えるように練習していましたが、先ほどの上り坂で使い切ってしまったのか、思うように進みません。
40kmで2時間50分だったものの、これ以降は4'45/kmまで落ちていました。体感ではもっと遅く感じるくらいでした。正直、何度も歩こうかと思ったくらいです。しかも胸が痛くなってきました。「これでゴールして倒れたら、死んでしまう!」と少し怖くなりました。
最後はFinish Line Reserved Seatingで観戦している家内を探しながら、何とかゴールで来ました。タイムは3時間1分。目標としていた2時間55分も自己ベストもサブスリーすら逃してしまいましたが、長いレースが終わりました。
私にとってのNYCマラソンとは、この日の3時間1分ではなく、NYCに単身で来てからの7ヶ月間、いやNYへの単身赴任の辞令を内々で受けてからの9ヶ月間でした。本当に長いレースでした。何とか無事に終わってホッとしています。
ここまでの道のりはまた後日に整理しようと思います。
最後にNYCマラソンは最高でした。沿道の応援が背中を押してくれました。帰る途中で沿道に寄った時、私も夢中になって大声で応援していました。何だかランナーを熱く応援させる雰囲気がそこにはあるんです。NYCで暮らし始めて7ヶ月。大好きなNYCが今まで以上に好きになりました!
来年もNYCマラソンを走りたいかって?
モチロンです! I'll be back!
Run For Fun!
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