« 荒川市民マラソンに向けて初めての30kmラン | トップページ | ヒザのケガに負けないために① »

2006/12/11

私が東京10Kクリスマスラン2006を走る理由

 今週は『Amway’One by One Run for Children’ 東京10Kクリスマスラン2006』の10kmの部に参加します。今年最後のレースです。今年は本格的にレースに参加するようになった初めての年でいろいろな経験が出来ました。いつもどおり楽しく走って、気持ち良く締めくくりたいです。
 さて、今回のレースは立川市の昭和記念公園が会場となりますが、私の家からは電車で1時間30分もかかります。車の無い我が家にとって、今までの中で最も遠い遠征となります。それでもこのレースに出るのは、ちょっとした理由があるからです。

 昭和記念公園は、立川基地跡地に設置された公園で、昭和52年に米軍から返還され、昭和58年に開園されました。私の親戚が立川に住んでおり、現在の昭和記念公園になる前か、なった後かは憶えていませんが、夏になると伯父に連れられて花火大会に行ったものです。
 伯父は私の母の兄にあたります。干支で一回り年上ということもあり、彼らの父親が他界してからは、まさに私の母にとっては父親代わりでした。そんな母が産んでくれた私ですから、伯父は私のことを孫のように愛してくれました。
 子供の頃、そんなに贅沢もできない我が家にあって、伯父の家に遊びに行くことは、私にとって、お小遣いや美味しい食べ物やオモチャを手に入れる一大イベントでした。今でも実家には伯父が買ってくれた学習机が活躍しています。なにぶん子供ですから、ご馳走してもらったり、ヒーローもんの基地のオモチャを買ってもらうたびに、「伯父ちゃんって、凄いな」と思ったものでした。
 私が大学に入学してからは、伯父の会社でアルバイトさせてもらっていたのですが、経理を担当していた方が「今でも社長はHiddieの赤ちゃんの頃の写真をお財布の中に入れているのよ」と教えてくれました。
 やがて私が結婚するころ、披露宴は近親者だけでと決めていたのですが、伯父に電話したときに「会社に勤める人間が会社の上司の方をお呼びしないのは、どういうものか?!」と叱られ、翌日午前中には1テーブル分の会社関係の招待者を集めたものでした。結婚してから、たくさん子供を作るように冷やかされっぱなしでした。
 ですが、今年の2月に急激に体調が悪化し、約2ヶ月間の闘病生活の末、4月に帰らぬ人となりました。入院当初はお見舞いも限られた人しか行けないくらいだったのですが、「みんな顔を出してくれない!」とプンプンして、私も急遽駆けつけたのですが、帰り際に父が「お義兄さん頑張って!」と言ったときに「もう頑張れない」と初めて伯父の弱音を聞きました。
 それから2週間経ったある日、仕事途中に不意に伯父を思い出しました。「伯父さん、あれから元気になったかな?」と。その晩、伯父が亡くなったと父から電話がありました。昼に伯父を思い出したのは、薄れ行く伯父の意識の中で、私を探していたでは?そう思うと今でも胸が締め付けられます。あれから「涙そうそう」の「♪あなたの場所から私が見えたら、きっといつか会えると信じ生きている」を聞くたびにタイトルの通り、涙そうそう(涙が溢れて止まらない)になります。
 そんな伯父に連れて行ってもらった昭和記念公園でのレース。伯父が愛してくれたことに感謝しながら走って、お墓に遊びに行って自分の今の姿を報告したいです。
 Run For Fun, Run For My Dear Uncle!

|

« 荒川市民マラソンに向けて初めての30kmラン | トップページ | ヒザのケガに負けないために① »

ランニング」カテゴリの記事

コメント

おはようございます、ぽちです。昨日はジョグノートの件でたいへんありがとうございました。先にジョクノートの話をしますと、結論的に「④ココログのマイリストを作成し、コピーしたコードを貼り付ける」とありましたが、マイリストは作成いたしましたがどこに貼り付けたらいいか分からず(URLに貼り付けてみましたが、サイドバーにグラフが現れません(泣))、未だ未完成の状態です。ほんとうにずうずうしいのですが、④の解説をもう少ししていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。
 さて、クリスマス10kマラソンですが、そうですかそんな理由があったのですか。きっと hiddie さんの走っている姿を、どこからか見ていると思いますよ。そして、更なる記録の更新に力を貸してくれるのではないでしょうか。人それぞれ、走る理由は様々だと思います。それは、走るきっかけや、出場する大会などによってもそれぞれの理由や想いがあると思います。いずれにしても、最初の新鮮な気持ちを常に持って、これからも走り続けたいですね。

投稿: ぽち | 2006/12/11 09:41

こんばんは。素敵な話ですね。
その思いを走りで表現してきてください!
僕のトライアスロンデビューも昭和記念公園でした。

投稿: owoakat | 2006/12/11 21:21

私の走りデビューも昭和記念公園でした。きっかけも叔父様と父の違いで似ています。是非、頑張ってくださいね!

投稿: kanemiho | 2006/12/11 21:59

■ぽちさん、
悪戦苦闘中ですね。↓のページがぽちさんの助けになるかもしれません。
http://www.blog-parts.com/sample/manual/cocolog3.html
うまくできたら、Blog公開してくださいね!

私も伯父がどこかで見守っていてくれているといつも信じています。だからこそ、自力で走り抜いて、胸を張って伯父に報告したいです。

■owoakatさん、
コメントありがとうございます。伯父の死を境に、苦しいことすら生きているからこそ感じられるものだと肯定的に捉えることができるようになりました。
昭和記念公園でトライアスロンもやるのですか?いつかトライアスロンにもチャレンジしてみたいです。

■Kanemihoさん、
コメントありがとうございます。Kanemihoさんにもそんな出来事があったのですね。みんな様々な想いを胸に走っているんだな~。ランニングって、ホント凄いっ!

投稿: hiddie | 2006/12/11 23:33

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/191105/13020876

この記事へのトラックバック一覧です: 私が東京10Kクリスマスラン2006を走る理由:

« 荒川市民マラソンに向けて初めての30kmラン | トップページ | ヒザのケガに負けないために① »