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2006年2月の記事

2006/02/08

第15回東京ベイ浦安シティマラソン結果④

(『第15回東京ベイ浦安シティマラソン結果③』の続きです)

 18kmの給水地点。よくハーフを20kmと勘違いするのだが、この地点でのあと2kmとあと3kmは天と地の違いに感じる。とにかくヒザとアキレス腱に水をやりたくて、ポカリだろうが構わず、掛けた。歩きながらポカリを飲み、最後は水を顔に。係の人が「ナイスファイトです」と声をかけてくれた。

 前の給水地点を越えたところから気になっていたが、飲みきれないポカリを道路にまくランナーが多いせいか、給水所を越えると足裏が道路にペタペタする気がする。でも今はそんなことよりゴールへ。行きの16kmの給水所からも水を出してくれるので、レーンを越えてまた給水。とにかく今は疲れ以外の刺激を体に与えないと前に進まないような気がする。

 18kmって、今まで練習で走った最長不倒だ。ここからは自分にとっての未開の地。その走る一歩一歩が最長不倒を更新していく。どんなに辛くても最後まで走りきりたい。前にはホテルマンなのか、銀のプレートを持った人がいる。プレートにはバナナのスライスとチョコレートが。バナナの方が吸収が早いのだろうと思いながら、手はなぜかチョコへ。いつものように舐めてみたが、走りながら舐めるのは、呼吸が出来なくなるので、歯で噛み砕いてしまった。

 19km地点。時計は2時間を越えたところ。このままキロ7分ペースではゴールは2時間16分台あたりだろう。前にはウェストポーチに水のボトルを入れた人が。あの水があれば、ヒザに水をやれるのに。20km地点。まだ1kmもあるのか。ゴールするときの自分はどうなっているのだろう。心は折れていないものの、ヒビが入った状態。フルマラソンなんてもっと過酷なのだろう。

 苦しそうに歯を食いしばって過ぎ去っていた地点を自分も通過し、公園の横の通りへ。とにかくゴールできればと思っていたその瞬間、係の人が「あと400mです!」と叫ぶ。いつもの練習で最後の400mはダッシュしてきた。この長かった道程もあと400mで終わるのなら、全力を出し尽くそうと思ったのか、無意識でスパートを始める。今まで抜かされることはあっても、自分が抜かすときは歩いている人ばかり。ここは走っている人をどんどん抜かして行った。

P1000485 「あと300m」の声。ダッシュは続く。右足は、もう伸びっぱなしだが、体が前に進む惰性だけで動いているかのよう。公園の中が見える。あともう少し。

 カーブを曲がり、公園入り口が見えてきた。朝に会場入りしたときに「ここを抜けてゴールするのか」と感慨にふけっていた所にようやくたどり着いた。大きなモニュメントを抜け、会場へ。隣にスパートしているおじさんがいたが、ゴールしたい欲求だけが彼を突き放していく。本当は太鼓団がいるはずなのだが、意識にも無い。

P1000489  ゴール地点に電光掲示板が。2時間14分52秒、53秒、54秒...。本気で走った。59秒でゴール!フルマラソンじゃあるまいし、涙は出なかったが、ゴールできて、心の底から嬉しかった。

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※ここまでの記事は、レース直後に書き綴ったものを2006年10月28日に再編集して公開しました。当時の記憶を思い返し、また明日から走っていこうと思います。

 Run For Fun!

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2006/02/07

第15回東京ベイ浦安シティマラソン結果③

(『第15回東京ベイ浦安シティマラソン結果②』の続きです)

 最後の海沿いの往復道路へ。ゴールを目前に最後の力を振り絞り、まさに歯を食いしばって走るランナー達とすれ違う。あんなペースでゴールまで持つのか?と心配するくらいのペースで大群が通過していく。自分がここにたどり着く頃は相変わらずのマイペースなのだろうか。

 ディズニーシーの裏から船が見えた。隣には建設中のアトラクションも見える。何が出来るのだろう?ところでこの道のカーブはラバーチップとアスファルトが交互に敷かれている。ラバーの上は少しばかりクッションが効くので足には良いだろう。ちょっと傾いたカーブだが、こちらはスピードを出していないので、走りにくいかな。

 海からの向かい風がきつくなってきた。体力的にも少しずつ疲労感が増えてきた。ようやく14kmの看板が見える。折り返し地点は何kmなのだろうと思っていたら、看板の裏に折り返すランナー用の看板に20kmの表示が。つまり17kmが折り返しだ。この先、あと2kmもこの向かい風が続くのか?心が折れてしまいそうになる。

 このあたりで右のアキレス腱が痛くなってくる。ヒザの痛みは慣れっこだが、アキレス腱が痛くなるのは初めての経験だ。たまにアキレス腱を切った話を聞いたがとても痛そうだ。慣れない部位が痛くなるととてもナーバスになる。16kmの給水ポイントでは、両膝とアキレス腱に水をやった。疲れと強風でキロ7分まで落ち込んでいる。もう一度、自分の走るフォームを徹底しよう。ちょうど折り返した方も18kmの給水ポイントがあった。あと1回は給水できるようだ。

 和太鼓を叩くボランティアが見えてきた。知らない人なのに応援してくれるのって、本当に頭が下がる。係員の方の「もうすぐ折り返し地点です」の声が。遠くを見えると大きな折り返し地点が目に入ってきた。本当に苦しいけど、折り返したら向かい風も追い風になることを励みに、心に渇を入れてみる。

 ようやく折り返し地点。ここからはゴールに向かって走るだけだ。きつく感じた向かい風だったが、背に受けてみると意外に強くない。期待し過ぎたかもしれない。ここからは本当に長く、つらい。フルマラソンでも30km過ぎると途端に辛くなると言うし、ラスト5kmが本当のマラソンだと言うくらいのことはあるのだなと思った。前には歩いている人も多くなってきた。自分も歩きたいと思いつつ、妥協したくないし、走り抜いたことを自分の自信に繋げたいから、遅くても良いから走り続けよう。

(いよいよ最終章『第15回東京ベイ浦安シティマラソン結果④』に続きます)

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2006/02/06

第15回東京ベイ浦安シティマラソン結果②

(『第15回東京ベイ浦安シティマラソン結果①』の続きです)

 4km地点。待望の給水所。水ではなくポカリを飲む。辺りは紙コップが風に舞っている。先日の大阪国際マラソンでケニアの選手が紙コップの真ん中をつまんでこぼれないように走っていたが、こちらはまったくこぼれる心配も無いペースだった。それにしても新浦安の街は高そうなマンションが多い。以前、知人が新浦安に引っ越して困ったのは学校の児童数が増えすぎて、急遽、建設したプレハブの校舎にお子さんが通っていることを思い出す。しばらくキロ6分で行けている。疲れも無いし、ヒザの痛みも無い。このくらいのペースが自分には無理の来ないペースなのだろう。あまり人を抜かすことは意識しないようにしつつも、前の人との距離感が窮屈に感じたときは少しペースを上げて走りやすいエリアまで移動してマイペースを心がける。

 10km地点が近づいた折り返しの道路。たくさんの速いランナーが左を通過していく。それにしてもCW-Xをのロングタイツを履いている人が目立つ。かなりのマーケットシェアなのだろうと感心した。端を越える辺りに明海大学の学生さんのブラスバンド部が演奏していた。沿道からの応援って本当に嬉しい。こちらは照れて手を振り返すことも出来ないが。今度、どこかでレースがあったら、沿道で応援したいと思った。

 折り返し地点を間近に2度目の給水地点。少しヒザが疲れてきていたので、ランナーズで読んだ通り、右ヒザに水をかけてみた。確かに炎症が消えていくような気がした。今日も特にヒザとつま先がまっすぐ前を向くように心がけているのだが、周りの人は思いっきり外を向いているガニ股の人が多い。それでも大丈夫なのだろうかと思いつつも、人より自分のヒザは特に弱いものだと痛感した。高校の部活でヒザでうまく相手をチャージしてきたことを悔やんでも遅いか。

 折り返し地点。ここでガニ股オジサンが「今、何キロ?」と聞いてくる。もう10kmだと思っているようだが、自分のペースとタイムから計算するに9kmくらいだと答えるとちょっとがっかりしていた。本当のことを言ったのだが、ああいうところはがっかりさせない答えをするのが大人かも?

10km地点。時計は63分。いつも走っているペースだ。体に染み付いているのだろう。10kmにエントリした先輩はとっくに完走していることだろう。こっちはこれからあと70分ぐらい走り続けることになるのだから、気長に走らないと。ところで、さっきのガニ股オジサンは今頃、自分の回答の正しさに敬服しているこうとだろう。

最初の大通りが見えてきた。さっき走った道だけに距離感が掴めているような気がする。ともかく、自分のペースを守って、ヒザとつま先はまっすぐに。そして、腿の裏を意識して走ること。単調な繰り返しだけど。今日はいつものヒザの痛みが来ないだけ、良い走り方が実践できているのだろうと思う。また給水所が見えてきた。このあたりになってくると小学生が給食を楽しみにしているように、給水が唯一の楽しみになってくる。4kmごとに給水所があるのだろう。ということは次の給水所は16km地点。キロ6分ペースならあと24分後だなと計算してみる。左のヒザも疲れてきたので、今度は両膝に水をかけておいた。

 スタート時の道路にさしかかる。ここからはデイズニーシーやホテルの裏の海沿いの往復だ。ゴール地点の裏側で会場からゴールするランナーを紹介するアナウンスが続く。時計は1時間24分頃。みんなとっても速い!

『第15回東京ベイ浦安シティマラソン結果③』に続く)

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2006/02/05

第15回東京ベイ浦安シティマラソン結果①

 初めてのハーフマラソン、走ってきました。結果はグロスで2時間14分59秒、ネットで2時間12分57秒でした。とても良い経験が出来ました。

 バスで葛西臨海公園に行き、京葉線で舞浜駅へ。電車の中はいかにもランナーと思しき人でいっぱい!思わず引いてしまう。さらに舞浜駅を降りるとランナーの大群!ここはディズニーの街では無かったの???と。10kmにエントリした先輩に途中で会って一緒に会場へ。浦安の体育館ってとても大きいと感心してしまう。

 ゼッケンは番号ごとにデスクが割り振られているのだが、その中にも細かい番号の範囲で分かれていた。おかげで3回も並び直す羽目に。さらに参加賞のTシャツは別の列なのだが、Mサイズは特に混んでおり、J字の行列が。でもTシャツはなかなか良かった。

P1000479_1  そろそろスタートだが、凄く寒い。9時現在で気温は2℃。確かに納得。これからたくさん走るので、屈伸と軽いストレッチ、軽く1周走って、アップはおしまい。ところでスタート地点はどこ?って、会場の裏にあった。今回はゼッケン順や早いもの順ではなく、申告タイム順なので、安心して後ろのほうに行ったが、最後のゾーンは「1時間30分~2時間」!あれれ、2時間以上かかるランナーはどこから?って感じで仕方なく、そのゾーンでスタートを待つ。

 いよいよスタート。後ろの方はまだなかなか進まない。対向車線の10kmの部はダッシュに近いスピードで飛び出して行った。最初の10分は抑え気味で行こうと思っていたので、ゆっくりと。とにかく、隣の駅(新浦安)まで走るくらいだから。それにしても後ろの方からスタートして、たくさんの人が通過していく。このまま抜かれ続けるといつか最後尾になるんじゃないかと焦りつつも、自分が出来るペースはこれしかないと言い聞かす。

 ほどなく前に浦安ブライトンホテルの大きな建物が見えてきた。あそこに行くのがひとつの目安だなと思いきや。これがなかなか近づかない。建物が見えるのに着かないのはラスベガス以来の経験だ。

 2km地点。時計を見ると16分。キロ7分ペースで関門をギリギリ通過なのに遅すぎる!少しペースも早めて行こう。おかげでしばらくはキロ6分のペースで行けた。ある意味、速過ぎじゃないか?あとでヒザに来ないか?と少し心配もした。右には明海大学を経て、イトーヨーカドーを左に見ながらカーブ。

(『第15回東京ベイ浦安シティマラソン結果②』に続く)

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